最適な部品を選びつつ設計し、
常に無駄のない
シンプルな設計を
心がける

構造設計

生産事業部
構造設計チーム
N.Y
2022年入社

Reason

Mywayプラスを選んだ理由

大学では工学部で機械を専攻し、就職活動では機械系の設計を行える企業を中心に回りました。その結果、自動車メーカーに就職し、エンジンの設計業務に従事していました。しかし、ハイブリッド車やEVへのシフトが進む中で、電気に関わる仕事にも興味を持ち、転職を決意しました。
転職活動では、前職での設計業務の知識を活かせること、そして3D CADのスキルが活用できる企業を探している中でMywayプラスに出会いました。当初は「パワーエレクトロニクス」という言葉自体を知らなかったのですが、話を聞くうちに自動車のバッテリーなどの試験装置の設計に関わることがわかり、興味を持ちました。この分野が今後さらに成長していくと感じ、入社を決めました。 前職は大手企業だったため、中小企業での働き方には興味と不安がありましたが、入社してからはその不安は一切なくなりました。Mywayプラスでは、全てを任せてもらえるため、仕事が進めやすく、エンジニアとしてのやりがいを感じています。

My Work

自分が担っている仕事

生産事業部構造設計チームは、Mywayプラスの製品の構造設計全般を担当しています。電気設計者から提供された回路図を基に構造設計を進めます。具体的には、平面で作成された回路設計図を3D CADを用いて板金設計に落とし込みます。設計の際には、組み立てや外観、配線の接続、電気部品間の距離などを考慮します。
部品の積載に応じて板金の強度を考慮する必要があります。また、板金の板厚はコスト削減につながるため、できるだけ均一にすることが推奨されますが、要望によっては異なる対応が必要になることもあります。さらに、電源装置であるため、熱の発生も考慮し、銅バーの発熱量についても検討します。ガラスなどの選定においても、耐電圧を確認して選択します。
これまでの構造設計図面や使用部品のデータも保存されており、過去のデータを参考にしながら、電圧に耐えられる部品の中から最適なものを選びつつ設計を行っています。

My Passion

私が挑戦していることとやりがい

実際に製品が組み上がった際に設計通りであった場合、安堵と共に喜びとやりがいを感じます。しかし、現在は短納期化が進んでいるため、試作を行わず、3Dシミュレーターで計算して設計を進めています。そのため、3D上で問題がなくても、実際に組み上がるまで不安が残ります。万が一不具合が発生した場合は、再度3D設計を見直し、原因を究明して設計を修正します。時間がない状態で焦ると、知らず知らずのうちに余計な作業をしてしまうため、常に無駄のないシンプルな設計を心掛けています。
また、追加の要望があり、構造設計を開始した後に回路図が変更されることもあるため、臨機応変に対応する柔軟さも求められます。どんな状況でも最適な設計ができるよう、さらに経験を積んでいきたいと考えています。

Career Vision

挑戦テーマ、キャリアビジョン

入社後は、部品数が少ない端子台ボックスの設計からスタートしました。当初はマニュアルがなく、試行錯誤しながら覚えていく形でした。その後、過去のプロジェクトを参考にしながら充放電システムの設計を経験しました。Mywayプラスの構造設計をある程度理解した頃に、「pCUBE×50」の省スペース改造設計を任されましたが、当初は「×50」の構造について十分に理解していなかったため、手探りで設計を進めました。
これまで順調に構造設計のキャリアを積んできましたが、まだまだ学ぶべきことが多いため、常に勉強が必要だと感じています。Mywayプラスは社内交流が盛んで、社員による勉強会や、社外セミナーへの参加費用を会社が負担してくれるなど、学ぶ環境が整っています。また、「pCUBE×50」省スペースの部品表を作成し、業務の効率化にも取り組んでいます。
今後は経験を積み、設計のスピードを向上させるとともに、シンプルで美しい製品を設計していきたいと考えています。

One Day

  • 9:00
    出社 メール、スケジュール確認
  • 9:10
    朝礼 本日の業務について報告
  • 10:00
    プロジェクトの打ち合わせ
  • 12:00
    昼休憩
  • 13:00
    チームミーティング
  • 14:00
    担当プロジェクトの構造設計
  • 16:00
    構造設計レビュー
  • 17:00
    レビューでのフィードバック
    反映
  • 18:00
    退社